刺し子糸なら裸眼でも針穴に糸を通せるし、ステッチが見やすいし
刺繍を始めて老眼が進んでいることを実感。刺繍を練習したいけれど針穴にうまく糸を通せずもどかしい。老眼鏡か遠近両用のメガネを買うべきかも。でも刺し子糸なら糸通しなしでもなんとかなりそうだ。
チェーンステッチのバリエーションを練習
図書館で借りた「刺しゅうハンドブック」という本で、チェーンステッチの変則形があることを知った。早速練習開始。使う糸はダイソーの刺し子糸。針に通しやすいしステッチも見やすいので練習に持ってこいだ。
一つ目はチェーンの輪の外に針を入れるだけの変則形。ステッチ名は忘れた。本も返却してしまったし。
二つ目もステッチ名を覚えてない。針に糸を一回巻いて、輪の外に針を刺す。輪っか二つだけにするとメガネみたいだ。
上画像の右上にもう一つ別のステッチがある。確かオープンチェーンステッチとかそんな名前だった。輪の中に針を入れるけれど、出針から離れたところに針を入れる。
チクチク練習していたら、裏で周囲の布を縫いとめていた。練習ステッチはカットして全て除去。
気を取り直して、次に練習作品を作る。もちろん「いきなり刺繍」で。
チェーンステッチの練習作品
チェーンステッチのいとこみたいなレゼーデイジーステッチ
最初にチェーンステッチを刺して、終点にレゼーデイジーステッチを3つ。レゼーデイジーステッチは1センチ超えの大きさで布から少し浮く。目立たない細い糸で縫い止めた方が良いのかも。今回は省く。
花の刺繍に決定
レゼーデイジーの形から花の刺繍をすることにして花びらを追加、脇にもう一本茎を伸ばして、開いたばかりの花を一つ。この時点で二つのチェーンの接合点が地面に決定。
架空の植物です
この植物、タンポポっぽい。葉の形はツボミオオバコみたい。小さな蕾の茎に収得したばかりのステッチを使っている。
花が終われば実をつけるかもと、ブラックベリーみたいな果実を刺してみた。これはオープンチェーンステッチ?を丸く円を描くよう刺している。
花の上の空間をどうしようかと迷った。その名残が蕾の上にある。解決しないまま縁取りを始めたところで、チェーンが整然としすぎているようで手が止まった。
全体を植物で埋める
結局、迷ったステッチを取り除き、開花しきった大きな花を一つ。葉を数枚。そしてタンポポからの連想で、種の綿毛を思いつく。でも実の中に種があるなら綿毛で種を飛ばすわけないか。
刺し子糸によるチェーンステッチ練習作品完成
下が完成形。結局縁取りをつけた。乾燥地にもたくましく生きる野草みたいだから、糸の上に針を刺してガタガタのラインで囲ってみた。
上の画像は斜めから光が当たっている。刺し子糸の影が布に落ちて立体感が出た。
サテンステッチは苦手だけど、チェーンステッチは好きかも。そして赤い糸も。